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あ行:アウトバウンドリンク
自社ページから外部のサイトに向かって貼られたリンクのことです。
自分のサイトからアウトバウンドリンクをはっても、自分のページ自体のページランクが下がることはありません。しかしリンクされた方のサイトでは、リンク元(ここでは自分のサイト)のページランクやリンク数によってページランク増加への貢献度合いが違います。
つまりリンクの宛先が一箇所で、かつ自分のサイトのページランクが高ければ、リンク相手のページランクへの貢献度は大きくなります。
あ行:アクセシビリティ
情報やサービス、ソフトウェアなどが、どの程度広汎な人に利用可能であるかをあらわす言葉。
特に、高齢者や障害者などハンディを持つ人たちにとって、どの程度利用しやすいかという意味で使われることが多い。近年、さまざまな企業でも取り組みがなされ、WEB業界では注目されている技術といえます。
「WCAG」(Web Content Accessibility Guidelines)というWEBアクセシビリティに関する指針がW3Cによって提唱されています。
例えば障害のためにマウスを使えない場合、キーボードだけで利用可能な環境。弱視や老眼の人には文字の大きさや配色に気を配り、見やすいサイト作り。視覚障害の人には読み上げソフトに適したレイアウトや記述方法が求められます。
あ行:アルゴリズム
検索エンジンの上位表示のためのスコアを算出するプログラムのことで各々の検索エンジンによって違います。つまりいくら、良いサイトであってもこれに適合しなければ、検索されても上位表示されることありません。
SEOでは、このアルゴリズムを解析、理解することで様々な対策を施します。
あ行:アンカーテキスト
「<a>」と「</a>」で挟まれた文字列をアンカーテキストといいます。
SEOでは、検索サイトがこのアンカーテキストを重要視するので、テキスト内容にも配慮しなければなりません。
例えば
<a href=abc.com>SEO</a>
なら、「SEO」の部分がアンカー・テキストに該当し、「abc.com」がリンク先のホームページになるということです。
このリンクがリンク先のページランク上昇に貢献しますが、アンカータグ内の文字列はリンク先ホームページのキーワードとして評価されるのでSEO対策として重要。
つまりアンカー・テキストには自分のサイトのキーワードが設定されていることが望ましいといえます。
あ行:インデックス化
検索エンジンのロボットが収集したホームページの情報をデータベースに登録する行為のこと。
いくらロボットが自分のサイトを見に来てくれてもそれをインデックスに追加されなければ、検索エンジンに表示されることはありません。
あ行:インバウンド・リンク
他のページから自社のサイトに向けて張られたリンクのこと。同じリンクでも、逆からみればアウトバウンド・リンクになります。
これは他にも被リンクと呼ばれ、SEOとしては大切なページランクアップための重要な要素となります。
か行:Google
自動的にウェブページを収集・解析するロボット型検索エンジンの代表。ページごとの重要性を数値化し、検索順位に反映させていくなど、それまでに無い斬新なアルゴリズムを採用。このページランクという独自の概念を使い検索精度を高めていき、一気に世界NO.1検索エンジンの座に昇りつめました。
か行:クローラー
ロボット型検索エンジンが世界中のサイトを巡回しインデックス化するために情報収集をするプログラムのこと。スパイダーとも呼ばれることがあります。
か行:コンバージョン・レート
サイト訪問者数に対して実際に取引に結びついた人の割合。商品の販売であれば購買率となります。
例えば、100人の訪問者があり、そのうち10人との取引があった場合コンバージョン率は10%となります。
さ行:サイトテーマ
サイトに関して、検索エンジンが「何について書かれたものか?」を判断しスコアリングに加点される仕組みのこと。
被リンク元のアンカーテキストとその周辺キーワードと<TITLE>タグの整合性により判断され、同一テーマのページからリンクをもらえばSEO対策としてより有効だと考えられています。
さ行:サーチエンジン
GoogleやYahooに代表される、利用者が検索語を入力するとデータベースからその検索語と関連のあるホームページを適合度順に検索結果ページに表示するプログラム。検索エンジンとも呼ばれます。
サーチエンジンは更にロボット型とディレクトリ型検索エンジンに大別されます。
SEOはこのような検索サイトから集客率を上昇させるために生まれた技術です。
さ行:スニペット
検索結果画面に表示されタイトルの下に出るそのサイトの説明文のことを指します。
た行:ディレクトリ型検索エンジン
掲載サイトを手作業で各カテゴリーに登録していく形式の検索エンジン。登録が人の手によるため掲載ホームページ数はロボット型検索エンジンに比べ少ないですが、人間の目で判別しているためまったく的外れな検索結果を出す確率が低く情報の質は一般的に高くなっています。
しかし反面、日毎増加し続けるウェブページのすべてを整理確認作業をすることは難しく、新しいジャンルへの対応は万全であるとは言えないのが現状です。
このディレクトリ型検索エンジンを採用しているところではYahoo!JAPAN、Submit-A-SiteやDMOZなどが有名です。
た行:ドアウェイページ
検索エンジンに上位表示されることだけを目的にして作成されるホームページでサイトへの入り口をより多く確保するための手法のこと。以前はSEOとしても使用されていましたが、スパム行為と見なされる可能性が指摘され、現在では減少傾向にあります。
な行:ミラーサイト
同一のコンテンツを持つサイトを複数のサーバに設定し公開すること。
以前はSEO対策としてページランクの向上や集客方法の一つとしてよく利用されていたが、現在ではスパム行為と見なされる可能性があるのため、サーバー移行などの仕方のない場合やサーバがダウンしても別のサーバで処理ができるように等を除き設置しないほうが良い。
は行:バナー広告
宣伝内容を掲載したバナーと呼ばれる画像広告のこと。テキストとは違い、GIFアニメやフラッシュ等のリッチメディアを利用できるので多くのサイトで取り入れられています。
バナーとは横断幕に似ていることからこう呼ばれているようです。
は行:ヒドゥン・テキスト
隠し文字を用いたSEOスパムの総称。直接ブラウザには表示されない文字をロボットに読ませて上位表示を図る方法。
は行:ページランク
Google独自のリンク解析によりサイト重要度を評価、0~10までのスコアで数値化されたもの。ページランクが高いほど人気が高いとされています。
ま行:metaタグ
HTMLファイルのヘッダ(HEAD)領域に記述されるタグの一つでdescriptionやkeywordsなどの種類があり、ドキュメントに使用されているキーワードや説明文などを書き込む事ができます。
や行:Yahoo!
検索をはじめとした幅広いサービスを提供する、インターネット上のポータルサイト。日本では1996年にヤフー株式会社が設立されている。
人の手でページ分けし各カテゴリーへ収録する「ディレクトリ型検索エンジン」の代表ともいえる存在。今でもユーザーの利便性に配慮した機能拡充を続けている。
や行:ユーザビリティ
インターネットにおいては、「利用しやすさ」または「ホームページの理解しやすさ」のことを指すことが多い。
アクセシビリティとは似て非なるもの。
ら行:リダイレクト
あるホームページを訪問した人を別のホームページに引き込む技術。
通常アドレスを変更したサイトやサーバー移転などを行ったサイトに見られる手法ですが、閲覧者が気づく間もなく別サイトへ引き込む場合があり、この行為はスパムとみなされる事もありますのでサイトを移転する際などには注意が必要となります。
ら行:リンクファーム
特定の集団内で関連の無い多数のサイト同士リンクを張ってページランクを高めようとするSEOスパム。
以前はSEO手段としてしばしば用いられてきましたが、この方法では参加者が増えれば増えるほど膨大なリンク数になるため露骨に行うとSEOスパム行為とみなされる恐れがあります。
ら行:ロボット型検索エンジン
クローラーやスパイダーと呼ばれるロボットが自動収集した情報を、データベースにインデックス化し、特定のキーワードで検索された時に、独自のアルゴリズムによって検索結果を算出する検索エンジンのことです。
長所はその情報量の多さにあります。数十億以上のホームページを検索の対象とし日毎更新されていくサイトもどんどんインデックスされていくので、鮮度の高い情報を提供してくれます。
ですが一方で、検索結果そのものはある程度ではありますが、人為的に操作できる部分が少なからず存在するため、良質なサイトが必ず上位に表示されるわけではありません。
このロボット型検索エンジンを使用しているところでは、Googleが有名です。